しもやけの原因と対策

しもやけとは

寒い季節のしもやけは誰もが経験したことがあると思います。特に子供の頃は冬でも外で遊ぶことも多く、よくしもやけになったかもしれませんが、大人になってからのしもやけは結構つらいもので、できれば未然に防止したいものでしょう。

 

しもやけは凍瘡とも呼ばれますが、身体の一部が極端に冷えて、膨れと共に硬くなったり、痒くなったり、火照ったりするような症状となるもので、これは冷えることから身体の血行が悪くなって生じる炎症なのです。

 

しもやけがよくできる場所は手、指、足などで、他にも外気に肌が露出している鼻先や頬や耳たぶも、しもやけになりやすいようで、確かに寒い所では、ほっぺたや耳たぶも赤くなっていることがよくあります。

 

指がしもやけになると特に腫れることが多く、後からストーブで温めると疼痛や痒みが強く感じられてなかなか辛いものです。

 

しもやけの状態で更に肌が乾燥してしまうと、今度は皮膚の角質層の厚い部分にまで亀裂が起こり、その内部が赤くなったり、出血することもあります。これをひび、あかぎれと呼びますが、程度が重いのがあかぎれです。

 

基本的に大人よりも子供がなりやすく、大人の場合では男性よりも女性の方がかかりやすいとされています。しかし、できれば事前に防止した方がいいのは当然ですね。